フィリピンのスタッフから電話が入ってきました。
内容はある物をどうするかというものでした。
そのある物とは、去年のクリスマスに個人的に貰ったこのプレゼントです。
フィリピンの名産なのかどうかは知りませんが、フィリピンの民家に行くとたまに玄関先に見かける置物です。
名前が分からなく現地人スタッフに聞いてみました。
私「これはなんと言う名前ですか?」
ス「ファンテイン(fountain)と言います。縁起がいいものです」
英語の噴水という意味です。確かに左側に小さな噴水が付いています。
私「タガログ語では、なんと言いますか?」
ス「????????」
どうもそのスタッフは、分からなかったようで他のスタッフにも声をかけて訊いています。
ス「誰に聞いても分かりません。昔からfountainと言っています」
見た目は中国の影響を受けている事から古くから伝わるものだと勝手に思い込んでいました。
私「焼き物文化もあるんだ」
ス「焼き物?違いますよこれは古タイヤで出来ています」
私「古タイヤ?」
昔からあるようなことを言っていましたが古くて2、30年の歴史のようです。
予想をすると華僑が古タイヤを使って作っていた物をフィリピン人が真似て作っていると思います。
タガログ語にあるわけがないのです。
でも古タイヤをよくここまで加工するもんだと感心します。
試運転をしてみました。
とりあえず水は循環します。
しかし、5分ほどでバランスが崩れ水が溢れました。
調べると水平が狂っているようで台に詰め物をして調整をします。
その結果この置物は、後ろ側が壁かなにかに立てかけないと水が流せない。
単独では設置は出来ないようです(笑
私的には別に日本に持って帰る気も無くそのまま事務所に置いておきました。
どうもあるスタッフの誰かがこの置物が欲しいようです。
誰かにやる場合、喧嘩の元なので悩んでいます。
いっその事ヤフーオークションにでも掛けてみますか。
早いもの勝ちですよ(笑