ビアンキさんのブログ「フィリピンパブでの生活」で少し考えさせられた。
http://pinabi.blog80.fc2.com/blog-entry-159.html#blogcomment国際結婚
一人の例を上げる。
Aさんは、当時50歳独身。仕事は土木関係の仕事をしていた。仕事はいたって真面目だが、酒を飲むと非常に厄介な迷惑男に変身する男だった。その悪態をつく、絡む酒のせいで何回も失敗している。その土木会社の社長は幼馴染の同級生でAさんを心配していた。ある日その社長と酒を飲んでいる席でAさんがポツリと言った「嫁でもいればな・・・・」
若い子が近づく事を許さない容姿の持ち主のAさんにも何回かチャンスは合った。40歳ぐらいの時は、周囲の人間がAさんの事を思い縁談を持ってきた。しかし「同年代は嫌だ」「子持ちは嫌だ」などと断り続けていた。そして誰も相手にしなくなっていた。
その社長は、ある事を思い出した。日本人と結婚したがっているフィリピンの女の子がいたことを思い出した。フィリピンパブのオーナーと友達のこの社長は、何回もフィリピンに行っていた。フィリピンパブのオーナーの関係者の娘さんB子が日本にあこがれており、もし良い人がいれば紹介して欲しいと言われていた。このB子さんは、真面目に大学も出て会計関係の仕事をしている26歳。
社長は、Aさんに説明します。
フィリピン人の恋愛は年など関係ない。
フィリピン人は家族を大切にする。
B子さんは真面目である。
B子さんは初婚で勿論子供はいない。
Aさんは、会う決意をして社長、PPオーナーと3人でフィリピンに向かいました。
B子さんの両親は小さい時に亡くなっており、伯父さん夫婦に育てられていました。実の子以上に大切に育てられていました。伯父さん夫婦の実の娘2人は、ジャパユキをしていました。B子さんは大学まで出させてもらっています。その学費は、従姉妹のジャパユキ二人の援助であるのは言うまでもありません。
B子さんは、従姉妹達が自分の給料の何倍、何十倍と稼いでいることに憧れていました。日本に住めば夜の仕事をしなくてもよいことも分かっていました。
マニラのホテルでAさんら3人とB子さんと伯父さん夫婦と従姉妹1人で合いました。
B子さんの従姉妹が通訳します。
お互いの自己紹介の中でAさんは、社長の同級生だけの関係であるにもかかわらず社長の右腕と言う紹介をされています。
B子さんは、家事は何でも出来ると言われたようですがメイドまかせで本当は何も出来ません。
結局当の本人達は、夢と希望が大きくなったことは間違いありません。
この時点での最大のリスクは、言葉が通じない事です。
大きな間違いだと思いますがAさんは、社長の顔を立てるべく結婚に向けて考えようと思いました。
B子さんは、伯父さん達も日本人と結婚するべきだと進めます。
彼女もまた結婚に向けて考えることにしました。
本人達以上に周りが盛り上がって結婚に向けて発進しました。
大体この時点で、結末が予想できます。
コミニュケーションが取れる日本人でさえ遠慮する人が国際結婚?
何とかハッピーエンドになってもらいたいです。
続く