ひょんな拍子に「もんじゃ焼き」をフィリピンで作って食べようという企画が出てきた。
夜7時に怪しげなオヤジ達は、あるレストランに集まってきた。
基本的にもんじゃ焼きは、日本のお店では食べた事がある程度のオヤジ達です。
得意の妄想を駆使し、素人ばかりが思い浮かぶ材料を揃えてみました。
とりあえず揃えたのがキャベツ、天カス、イカ、桜海老、紅生姜、生麺。
粉は「お好み焼きの素」が有ったのですが、山芋入りでは粘りすぎるのではないかということで却下。
小麦粉のみで作る事にします。
(「もんじゃ焼」素人が勝手に解釈して作っていますので、間違いとかは有ると思いますが御了承下さい)
小麦粉に水を入れ生地の素を作りそこに材料を入れてみます。
なんか、良い感じになってきました。
ぐちゃぐちゃに混ぜてウスターソースで味をつけます。
「おっ!」なにやら「もんじゃ」らしくグロくなってきました。
ここから、「もんじゃ奉行(自称ベテラン)」が仕切り、焼きに入ります。
まず具材で丸い土手を作り、その真ん中に残りの生地を入れます。
グツグツと煮えてきたら生麺を入れてコテで細かく切り刻みながら混ぜていきます。
「もう良いんじゃない」と言うことで、青海苔をかけて食べてみました。
たしかにウスターソース味の「もんじゃ焼き」には違いないようですが、何か違います。
結論から言うと「粘度が高く焦げがパリッとしていない」「味に深みがない」という問題点に行きつきました。
そこで、第2弾の作成です。
試作の失敗を生かし本物を創っていこうという日本人魂に火がつきます。
生地の粘度が高いのは水が少ないという事で水を増やします。
味の深みにはやはり高級グルタミン酸「いの一番」を入れてみます。
本物と言っていた割には、化学調味料の登場です(笑
そして魚粉が良いのではという意見がありましたが、今無いので削り節で代用します。
後、味にメリハリをつけるために塩を少々入れます。
第2弾の焼きには、ウェイトレスにも手伝ってもらいます。
さすがに見たことの無い調理方法なので戸惑っています。
しかし、ホットプレートに流し込まれた生地の感じは第1弾よりそれっぽくなっています。
そして完成。
各自が自分のコテで焼付けながら食べます。
口に入れた瞬間「もんじゃだ」と皆が言います。
たしかにコクも出てウスターソースの味の後、旨みが感じられます。
成功と思っていましたが、最後に塩味が口に残ります。
この「もんじゃ奉行(自称ベテラン)」は老眼が酷く進行しているようで塩の量の目測を誤ったようです。
でも、酒の友としては合格です(笑
今回の企画に全面的に御協力頂いたレストランは、以前にもご紹介した
七輪さんです。
焼肉屋で「もんじゃ焼き」をするという馬鹿オヤジにお付き合い頂き有難うございました。
ウェトレスのメイド服も種類が増えたようです。
本日はサテンの光沢も眩しいブルーのメイド服です。
マスターは、「さまーずの大竹」似の九州男児です。
とても気さくな方ですので気軽に声をかけてみてください。
マスター特製とんこつラーメンは美味しいです。
酒飲んだ最後の締めにお試し下さい。
場所の地図載せておきますね。