先日は、いつも怒っている私がメンテナンスを褒めてやりたい事がありました。
メンテナンスがジェネレーターのバッテリーをいじっていました。
何をしているかと聞くと、「元々付いていたバッテリーが弱ってました。そこで業者に充電を依頼していました。それが帰ってきたので、借り物のバッテリーと交換しています」と言います。
雨季シーズンは、落雷により停電になることがあります。
こちらが言う前に、前もって準備をしていました。
「素晴らしい!」これだよ、これ。
日頃のチェック、修繕をする、これこそメンテナンスの仕事です。
ようやく私が言っている意味を少し分かってくれたようです。
そして翌日 朝8時過ぎ、いきなり停電です。
後で分かったことですが停電の原因は、工業団地内の電柱が倒れたようです。
何かが衝突した訳でもなく倒れたようです。
フィリピンクォリティー高すぎですね。
しかし我々には、バッテリーを交換したばかりのジェネレーターがあります。
今こそ真価を見せる時です。
1分経過・・・・・2分経過・・・・・5分経過・・・・おかしいな?
全く持って電気が復旧しません。
嫌な予感がします。
恐る恐る、ジェネレーターを見に行きます。
人だかりが出来ています。
私「どうしたんだ?」
メ「バッテリーが・・・・・」
私「バッテリー?意味が良く理解できないのだが」
メ「バッテリーが弱くセルが回りません」
私「昨日、フル充電のバッテリーを付け変えたのではないのですか?」
メ「そうなんですが・・・・・」
私「昨日は、動いたんでしょ?」
メ「テストしていません」
私「本当に充電されていたのですか」
メ「たぶん・・・・・」
普通、修理とかしたら試運転をするのが当たり前です。
バッテリーが弱っていたので充電したのであれば、比重チェックとかセルの回り具合とかを普通見ます。
昨日OKで、今日駄目なら漏電の可能性も出てきますが今となってはそれも分かりません。
(仮に漏電であればテスターでチェックはできますが)
この時点で、怒り指数 80% かなり怒ってますがまだこれくらいは良くある事です。
眉間にシワが2本 出来ました。
動かないジェネレーターの前でメンテナンスが、電話を掛け始めました。
タガログ語で相手を怒っています。
私「何を話しているんだ?」
メ「充電した業者にクレームを付けていました。向こうが言うには、フル充電してあるはずと言うので怒りました」
私「まあそれは後で調べれば良い訳です。代わりのバッテリーはどうするの?」
メ「お前の所は信用できないと言ったので借りれません」
私「あのなぁ~」
怒り指数 100% 完全に怒っています。
眉間にシワが4本 出来ました。
私「トラックのバッテリーを外して直ぐにジェネレーター動かせ!」怒鳴りあげます。
トラックのバッテリーを外して付け替えます。
たったこれだけの作業に外野が集まってにわか現場監督が要らん事を言い出します。
私「お前ら 邪魔するな!」
怒り指数 120% 暑さとの相乗効果でぐんぐん指数が上がります。
そこへ生産管理の補助をしているバカ女がやってきて、俺を殺そうとしました。
「冷蔵庫のアイスキャンディーが溶けるといけないので早めの休憩にしていいですか?」
怒り指数 200% でもこのくらいになると笑いが出るのは何故?