先週の日本出張時、日本海側の地方都市に行って来ました。
取引先の方と夜食事に行った先が、焼酎専門の居酒屋でした。
確かに、日本各地の色々な焼酎が所狭しと置いてあります。
酒の肴は、魚がメインのお店です。
いきなり焼酎は、つらいのでまずは生ビールを頼みます。
そしてお店のマスターが「これ食べてみる?」と聞いてきます。
見るとそれは、鯨の皮です。
「刺身で食べれるの?」と聞くと「勿論」と返ってきます。
早速注文します。
たっぷりのおろし生姜に、ちょっと甘めのたまり醤油がかけられています。
どれどれ、一切れ食べてみます。
「旨い!」噛めば噛むほど脂身の甘味が口の中に広がります。
本当に久しぶりに食べました。
商業捕鯨賛成と叫びたくなります。
日本海側に居て「何故に鯨」などと言うのは、御勘弁ください。
そして、他に頼んだのがシメ鯖です。
日本海で取れた鯖です。
酢でシメたあと、日高産の昆布で捲いてあります。
醤油をちょっとつけて口に入れます。
「旨い!」鯖の旨みと昆布の旨みが非常によろしいです。
大袈裟でなく、今まだ食べたシメ鯖の中では最高だと思います。
次に、出てきたのがトビウオの刺身です。
日本海らしい新鮮なトビウオです。
無造作に盛られているのは、気にしないで下さい。
これは、ワサビ醤油と生姜醤油と食べてみました。
どちらも、甲乙つけ難い美味しさです。
そして最後に食べたのが、魚のスリ身のテンプラです。
「赤天」というのだそうです。
ちょっとピリ辛の味のテンプラでした。
酒のつまみには最高です。
勿論、この頃には芋焼酎の「さつま美人」のロック数杯飲んでほろ酔い気分です。
あんまり綺麗な店ではないのですが、美味しい食材を扱っています。
こういうお店が、酒飲みには似合います。
取引先の方と「さあ、次ぎ行きましょう!」と元気良く夜の街に繰り出しました。