夜の楽しみの無いド田舎を後にした私は一時帰国しました。
会社の報告書には「あそこでの生活には無理が有ります。だって夜の楽しみが無いです」と書けるはずも無く「私よりより外部の専門職の強い人が良いと思います」と書いておきました(笑
しかしそんなことがまかり通る可能性は限りなくゼロに」近い事は知っています(涙
さて気分を変えてベトナムの南の方に向かいます。
この工場はホーチミンにも近く大きな工場が多く点在しています。ホーチミン市内で宿泊できると思いました。しか~し!経営業態が著しく悪い我が社からの答えは工場になるべく近いホテルにしろというキツ~イ御達しが出ました。仕方なく工場から10分ほどの一泊1,000円のホテルに泊まることになりました。それでも前回のド田舎に比べれば非常に良く感じています。
市内から外れているといっても工場地帯という事で朝の渋滞は避けれません。
隙を見せると道路の左右からうじゃうじゃと人が道路を渡って行きます。この道路だって広い側道のある片道2車線の道です。みんなで渡れば怖くないにしてもほどがあります。
中には棒切れをもった野郎もいます。なんかヘルメットとのマッチング良く原付の暴走族みたいです(笑
人々が交通の流れを遮断するのも凄いですが、特攻精神とでも言いますか大型トラックにも負けない人たちも沢山います。みんなで走れば怖くないと言う感じです。
助手席からは助手が「こらっー!邪魔だどけ!」と手を振りながら身を乗り出して大声で叫んでしますが人々は無視です。こいつらこのトラックに引かれたらなんて事は考えていないのでしょうか。ほんの数センチのところでかわしていきます。
フィリピンでも譲り合う交通道徳は皆無に近いのですが此処ホーチミンはそれ以上です。というより事故を起こすギリギリの基準がフィリピンよりシビアです。実際に車に乗っているとフィリピンではギリギリ当たらないトライシケルやジプニーなんですが、こちらではバイクのミラーがボディーに当たっています。本来なら接触事故といえばそうなんですがどうしようも有りません。
現地従業員に聞いたのですが50CC以下のバイクは免許は要らないと言っていました(真偽のほどは?)「車よりバイクのほうが渋滞が少ないので便利だから貴方もバイクに乗ったらどうか」「知り合いのバイク屋を紹介する」とその従業員は言いますが死にたくないので遠慮しておきました。公共の交通機関の発展が望まれます。そういう意味ではフィリピンが進んでいると感じました。