あき竹城に圧倒された私は、次の患者を求め次のお店に行きました。
このお店も小さなお店です。
いい加減なリクエストで、とんでもない患者が来ても診察に気合が入りません。
今度は、椅子に座りじっくり周りを見渡します。
「おっ!あの子可愛いじゃん」
ボーイを呼びその子を指名します。
ヘルプで付いていたその子は、すぐに我々のテーブルに来ました。
「始めまして」流暢な日本語です。FTでは有りません。
お約束の「何歳・・・」「何処住んで・・・・」「奥さん・・・・」などの長い挨拶を終えます。
早速問診開始です。
私「日本はいつ来たの?」
L「1月。7月にはフィリピンに帰る」
私「へ〜。ビザが出たんだ」
色々と話をして分かった事。
L香ちゃんは、チャイニーズハーフで22歳。
ダンナはいないが、子供がいる。
フィリピンの住所はケソンである。
L「7月にフィリピンで会えますか?」
私「7月と言わずに、お店が終わってから今日でも会えるよ」
L「本当に?」
私「シェン プレ」
お互いの携帯電話番号を交換しました。
問診は終了。大まかな症状は、把握できました。
次はレントゲン検査です。